よく聴いた音楽。

今年の下半期7〜12月によく聴いた音楽ランキングー。
どんどんどんぱふぱふぱふー。

1位:高橋瞳『ウォーアイニー』
某アニメ銀魂のEDになっていた高橋瞳ビークルによるこの曲を一番聴きました。
銀魂のOP、EDは良い曲が多いんですが、ウォーアイニーに切り替わった時は
アホみたいに聴いてました。
あと、これはPVもいいんだ。
なんか不思議踊りをする高橋瞳が。
あの踊りのフルバージョンが見たいなあ。


2位:山下達郎僕らの夏の夢
某アニメサマーウォーズの主題歌だったこの曲が2番目。
ってのは自分としてはけっこう意外だった。そんなに聴いてたかな。
結構流しっぱなしにしていても気にならないからなあ、というのがあるかも。
映画を見てからしばらくの間はこれ聴くとコイコイを思い出しました。
こい! こい!!
たぶん映画の中ではこの曲はかかっていなくて、
最後のエンドロールでだけ流れていたんだと思うのだけど、
でもやっぱこの曲があの映画にはぴったりなんだなあと思います。
まあ当たり前か。しかしホント山下達郎は良い曲書くよね。


3位:TOKYO No.1 SOUL SETHALCALI今夜はブギー・バック
まあこのアレンジは賛否両論けっこうあると思いますが、
なんだかんだ言いながら自分はHALCALIの声が好きなんだなと思いました。
あ、いやTOKYO No.1 SOUL SETのアレンジも自分は好きです。
今夜はブギーバックは、さかいゆうヴァージョンも良いですちなみに。


4位:スキマスイッチ『ゴールデンタイムラバー』
某アニメはがれんのOP。今現在のOP。
しかし上位の5つのうち3曲がアニメ絡みってどうなんだろう。
最初OP変わったときになんか曲調が違う気がするけど、
声が大橋さんに似てるよな、、、と思って
見ていたらスキマスイッチの新曲で、
それまでのイメージと違ったので結構驚いた記憶があります。
その後なんかのインタビューで大橋さんがむりやり詰め込んだので
ライブで歌えるか自信がないようなことを言っていましたが、
確かに歌おうとすると息継ぎが大変ですこの曲。


5位:スキマスイッチ『君の話』
夏雲ノイズ、夕雲ブレンド、ナユタとフカシギ、
がウチで一番かかっているアルバムの3枚と言っても過言ではなく、
胎教にいいのかどうなのかとちょっと疑問が残るものの
まあ親が好きならば良いでしょうたぶん。オフィスオーガスタ好きな親。
ちなみにこの後は書きませんが、20位中8曲がスキマスイッチです。
君の話はもう聞き飽きた。

ふぁんたじー。

上橋菜穂子獣の奏者』読む。


「闘蛇編」「王獣編」とこの物語に出てくる2匹の獣を副題として、2006年に発刊。


主人公は、10歳の少女であるエリン。


上巻「闘蛇編」は、戦闘用に飼いならされている
闘蛇(わずか数十の闘蛇で千騎の騎馬兵を圧倒する!)と
その世話をするエリンの母に関する物語。


下巻「王獣編」は、その闘蛇をも凌駕する獣の頂点に立つ王獣とエリンとの物語。


単純に言うと
「獣と人は意思の疎通ができるのか」
というあたりが主題だと思うのだけど、

そこまで単純な物語ではなく、
リョザ神王国という国の成り立ちやら
獣の生態やらが絡んで複雑なお話になっている。


文化人類学の先生ということもあり、
物語の隅々までいきわたるその文化人類学的な視点が面白い。


さすがに物語世界の背景が全部語りきれるわけはないので、
この2冊におけるエリンと王獣との物語は完結していて、
おお、これはすげえと思ったのだった。


思ったのだけれど。


そしたらこの夏に出てしまったのがその続編である3、4巻。
「探求編」と「完結編」。


あそこまでまとめちゃ次のは蛇足になっちゃうだろうけれど、
まあいろいろと謎も残っていることだしなんとか書けちゃうのかなと思って
手に取ったが最後、ラストまで一気に読みきってしまった。


物語は2巻の最後から10年後。
エリンにも子どもができて、、、から始まる。


「完結編」と銘打つだけあって、1・2巻ではあまり語られなかった
リョザ神王国の周辺の国々が書かれ、また大きい謎だったアレが開示される。
うぉーすげーと叫びたいのだけれど、話を書いちゃうとネタバレにもなっちゃうのでここは省略。


とりあえず今期はぜんぜん本読んでないから難しいよなと思っていたのだけど、文句なく上半期1位。
ファンタジーをあまり読まない方にもオススメです。

かぜにまってかそくしたってうきよなんてああはかなし

高橋瞳×BEAT CRUSADERS「ウォーアイニー」聴く。


アニメ「銀魂」のエンディング曲だった「ウォーアイニー」。
いまはまたエンディング変わって、ONE☆DRAFTの「ワンダフルデイズ」になっています。


ウォーアイニーは聴いた時にもうこれだーと思い、
その後シングルはまだかまだかと待ち続け、
出たらもうしばらくは聴いていた。ていうかいまだに聴いてる。


ビークルサウンド高橋瞳の声が載ってなんかかわいいつくりになっていて、
たまにはさむビークルの合いの手がこれまたいい。

新刊ベスト

新刊もとりあえずな3冊。


新刊


1位:高橋源一郎柴田元幸『小説の読み方、書き方、訳し方』(河出書房新社
2位:青木淳悟『このあいだ東京でね』(新潮社)
3位:大森望日下三蔵編『虚構機関 年刊日本SF傑作選』(創元SF文庫)


1位
またかよと自分でも思うのだけれど、やっぱり柴田元幸
ニッポンの小説の高橋源一郎と、英米文学の柴田元幸
書くヒトと、訳すヒト。
そして読むヒトビト。

メインのフィールドは各々違うものの、
二人とも読むヒトなわけで、
柴田の場合は訳すヒトだけれど、書くこともするわけで、
高橋の場合は書くヒトだけれど、ニッポンの小説を書き砕いて訳してくれているわけで、
近いようで遠いようで近い二人の対談は刺激的。


2位

眠くなったので続きはまた明日以降に。

旧刊ベスト

残念ながら今期もあんま本読んでなくてこれだって言えなかったりする。
とりあえずな3冊はこんなカンジ。


旧刊


1位:保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(中公文庫)
2位:ボルヘス『七つの夜』(みすず書房
3位:宇田賢吉『電車の運転』(中公新書


1位
旧刊ていうかこの本そのものは今期発売されたものなのだけど、
文庫化で、中身がすげえ変わったとかではないので本書は旧刊扱いにする。


保坂和志の小説入門書ていうとなんかすげえ難しそうというか
フツウの小説は書けなさそうなそれこそ保坂和志的小説しか書けないんじゃないの
いやでもそもそもそんな簡単に保坂和志的小説って書けるんだろか
と悩みながらとりあえず読んでみたら、けっこうフツウだった。


悪口とかではなく、いつもいつも小説を考えている保坂和志的な
こねくりまわし方はしているけれど、それでも今回は
「書きあぐねている人」たちに対するものとして徹底している。
ので、フツウにおもしろい。


残念なのは自分が小説を書く気は一切ないので、
書きあぐねていないということだったりする。
誰か書きあぐねている人はいませんか。
そして読んでみて書きあぐねなくならないか
試してみてもらえませんか。


2位
ボルヘス先生による連続講演の記録。
七晩で七つの講義。
有名どころな『伝奇集』をはじめ、
ボルヘスは何冊か読んでいるのだけど、
本書はすげえ読みやすい。
講演がもとということもありすんげえ平易な言葉で
ボルヘスが考え方について講義してくれる。
これはオススメ。


3位
けっこうそこかしこで名前がうれた、電車の運転。
もと運転士さんによる電車の運転の仕方。
いろいろと部位の説明から、出発進行、停止、確認、
ずらずらと並ぶ専門用語は異国語。
それでもなんだかよくわからないまま、
おお電車ってこうやって運転すんのかー
とフシギな納得をしてしまった。

ブックレット

そんなこんなで久しぶりにひょっこりでてきたのはなんでかっつーと、
そろそろ毎年恒例(自分的には)な、ブックレットの時期だからだったりする。


ということで、2008年10月15日から2009年4月14日までに読んだ本の
ベスト3ー。